個人事業主の接待交際費に上限はない──だから「誰と、何のために」で決まる
会食のレシートを財布から出したところで、手が止まる。この一枚は経費になるのか。金額が大きいほど、迷いも大きくなります。 独立した人がまず知っておくべきなのは、個人事業主の交際費に金額の上限はないという事実です。ただし、これは「いくらでも入れていい」という意味ではまったくありません。順番に整理します。 ...
会食のレシートを財布から出したところで、手が止まる。この一枚は経費になるのか。金額が大きいほど、迷いも大きくなります。 独立した人がまず知っておくべきなのは、個人事業主の交際費に金額の上限はないという事実です。ただし、これは「いくらでも入れていい」という意味ではまったくありません。順番に整理します。 ...
独立して最初の確定申告で、車を「全額経費」で入れようとして手が止まりました。 平日は客先へ、週末は家族と買い物にも使っている。この1台を、どの顔で経費に入れるのか。事業のためだけの車ではないという当たり前の事実の前で、私は数字を打ち込めなくなりました。 ...
独立して2年目の冬、仕事用のノートパソコンを28万円で買いました。「経費で落とせるから」と自分に言い聞かせて、少し良いものにしたのを覚えています。 ...
自宅を仕事場にして独立すると、真っ先にぶつかるのが「家賃や電気代って、経費に入れていいの?」という疑問です。答えは、入れていい。ただし全額ではなく、仕事で使っている分だけです。この「仕事で使っている分だけを切り出す」作業を家事按分(かじあんぶん)と呼びます。私も独立した最初の年、この割合の決め方が分からず、感覚で数字を置いては不安になっていました。この記事では、フリーランスの家事按分を、私自身がつまずいた順番で整理します。税制や運用は変わるので、最終的な判断は必ず税理士か国税庁の情報で確認してください。 ...
会社員のときは、経費なんて意識したこともありませんでした。交通費は申請すれば戻ってくるし、パソコンは会社が買ってくれる。ところが独立した初日から、その全部が自分のお金になります。私は最初の確定申告の前、領収書の山を前にして何度も手が止まりました。「これは経費に入れていいのか」「やりすぎて怒られないか」。フリーランスの経費はどこまで認められるのか——この記事は、その問いに私が一年かけて出した自分なりの答えを、正直に開示します。網羅した一覧ではありません。迷ったときに自分で線を引ける、一本の物差しを渡す話です。 ...

独立して最初の冬、私のパソコンのデスクトップには「確定申告」という名前のフォルダがありました。中身は空です。報酬は振り込まれている、もらったレシートはレシート入れに無造作に突っ込んである、でも何から手をつければいいのか分からない。検索しても「青色申告で65万円の控除」「e-Taxで楽々」みたいな言葉が並んでいて、肝心の「で、私は今、最初に何をすればいいの?」が書いていない。たぶん、いまこの記事にたどり着いたあなたも、あのときの私と同じ気持ちなんじゃないかと思います。 ...