経理の志望動機は、なぜ全員おなじになるのか──採る側が本当に見ている3つ
職務経歴書を何十枚も読んでいると、経理の志望動機はだいたい3つに収まります。 数字に強く、正確な作業が得意です 縁の下から会社を支える仕事にやりがいを感じます 簿記2級を取得し、より専門性を高めたいと考えました 悪いことは書いていません。でも、3人並ぶと見分けがつかない。見分けがつかない書類は、内容ではなく職歴の年数だけで比較されます。それは書いた人にとって損な勝負です。 ...
職務経歴書を何十枚も読んでいると、経理の志望動機はだいたい3つに収まります。 数字に強く、正確な作業が得意です 縁の下から会社を支える仕事にやりがいを感じます 簿記2級を取得し、より専門性を高めたいと考えました 悪いことは書いていません。でも、3人並ぶと見分けがつかない。見分けがつかない書類は、内容ではなく職歴の年数だけで比較されます。それは書いた人にとって損な勝負です。 ...
「経理って安定してるけど、年収は頭打ちになりやすいですよね」——経理の方と話すと、よく出てくる本音です。結論から言うと、その感覚はおおむね正しい。ただし、止まる理由と、上げる人がやっていることは、はっきりしています。経理から出発し、SAPのFI導入をPMまでやった立場で、年収が一段上がる条件を正直に整理します。 ...

「このまま経理を続けていて、自分の市場価値は上がっていくんだろうか」——そう検索窓に打ち込んだ夜が、たぶんあったんだと思います。月次の締めを回し、監査の質問に答え、仕訳を切る。仕事はできる。でも、会社の外に一歩出た瞬間、自分の値段がいくらになるのかが、まるで見えない。30代に差しかかると、その不安は急に重くなります。私はSAP(企業の会計・購買・在庫・人事などを一本につないで動かす業務システム。ERPと呼ばれます)のなかでも財務会計(FI=会社のお金そのものを扱う中核の領域)の導入を専門に、長く現場にいます。その立場から正直に言うと、経理の経験は「稼げる専門性」へ化ける素材として、かなり良い部類です。ただし、経理ができるだけでは足りない。この記事では、経理出身者がSAPコンサルへ転身するとき、何が武器になり、何が壁になるのかを、きれいごと抜きで書きます。 ...