個人事業主の開業費は「繰延資産」──黒字の年まで寝かせて経費にできる、私が使った任意償却
開業する前から、名刺もパソコン周りも打合せの交通費も、けっこう使います。 これらは開業日より前の支出でも「開業費」として、あとから経費にできる。しかも、いつ経費にするかを自分で選べます。私はこれを知らずに、初年度に捨てかけた領収書がありました。同じ後悔をしないための整理です。 ...
開業する前から、名刺もパソコン周りも打合せの交通費も、けっこう使います。 これらは開業日より前の支出でも「開業費」として、あとから経費にできる。しかも、いつ経費にするかを自分で選べます。私はこれを知らずに、初年度に捨てかけた領収書がありました。同じ後悔をしないための整理です。 ...
独立して2年、私は税理士を入れませんでした。3年目に入れました。 その1年で何が変わったのかを書きます。「頼むべきか」は、性格や真面目さの話ではなく、費用と手間と時間を天秤にかけた損得の話です。感情ではなく、その天秤の乗せ方を共有します。 ...
「扶養の範囲で始めたい」という相談を、独立を考えている人からよく受けます。 そのたびに最初に言うのが、**「税の話ですか、健康保険の話ですか」**です。だいたい聞き返されます。私も昔は同じで、扶養という言葉がひとつの制度だと思っていました。 ...
独立して2年目の冬、仕事用のノートパソコンを28万円で買いました。「経費で落とせるから」と自分に言い聞かせて、少し良いものにしたのを覚えています。 ...
会社員のとき、ふるさと納税は「やらないと損」の代表格でした。年末に上限額まで寄付して、返礼品を受け取って、翌年の住民税が減る。手続きも、ワンストップ特例の紙を送るだけ。深く考えずに毎年やっていました。 ...
独立した最初の年、私は白色申告で確定申告をしました。「フリーランスなら青色一択」という記事をさんざん読んだあとで、それでも白色を選んだ。理由は単純で、開業から間に合う期限に、青色申告の承認申請を出しそびれたからです。 ...
独立して最初に「入れておいてよかった」と思った道具が、会計ソフトでした。私は経理からSAPの導入に進んだ人間なので、帳簿は手でも付けられます。それでも、日々の入力から確定申告まで一本でつながるソフトの効率は別格でした。逆に、独立初年度に会計ソフト選びで迷って手が止まる人も多い。この記事では、代表的なfreee会計・マネーフォワードクラウド・弥生の三つを、実務で見るべき点にしぼって比べます。料金や機能は改定されるので、決める前に各社の公式サイトで最新を確認してください。 ...
業務委託で仕事を受けていると、振り込まれた金額が請求額とずれていて、「あれ、少ない」と戸惑うことがあります。差の正体はたいてい源泉徴収です。逆に、まったく引かれずに満額入ってくる契約もある。私も独立してしばらくは、なぜ引かれる相手と引かれない相手がいるのか、うまく説明できませんでした。この記事では、業務委託の源泉徴収を「引く側(発注者)」と「引かれる側(受注者)」の両面から整理します。制度や税率は変わるので、最終的な判断は必ず国税庁の情報や税理士に確認してください。 ...
インボイス制度が始まって、それまで消費税とは無縁だったフリーランスが、いきなり消費税を納める側にまわりました。私のまわりでも「登録はしたけれど、いくら払うのか分からない」という声をずいぶん聞きます。そこで用意されているのが、負担を大きく軽くする2割特例という仕組みです。この記事では、独立・フリーランスの立場から2割特例を、私自身がつまずいた順番で整理します。税制の細部や期限は変わるので、最終的な判断は必ず税理士か国税庁の情報で確認してください。 ...
自宅を仕事場にして独立すると、真っ先にぶつかるのが「家賃や電気代って、経費に入れていいの?」という疑問です。答えは、入れていい。ただし全額ではなく、仕事で使っている分だけです。この「仕事で使っている分だけを切り出す」作業を家事按分(かじあんぶん)と呼びます。私も独立した最初の年、この割合の決め方が分からず、感覚で数字を置いては不安になっていました。この記事では、フリーランスの家事按分を、私自身がつまずいた順番で整理します。税制や運用は変わるので、最終的な判断は必ず税理士か国税庁の情報で確認してください。 ...