偽装請負とは──客先に常駐しているフリーランスが、どこで線を越えるのか
業務委託契約を結んで、客先に常駐している。 なのに朝礼に出て、勤怠システムを打刻して、休むときは「申請」して、毎朝その日のタスクを振られる。 ...
業務委託契約を結んで、客先に常駐している。 なのに朝礼に出て、勤怠システムを打刻して、休むときは「申請」して、毎朝その日のタスクを振られる。 ...
事業が回り始めると、どこかで一部を人に頼むようになります。私が最初にぶつかったのは「これは外注費でいいのか、源泉徴収はいるのか」でした。 ...
独立して2年目の冬、39度の熱を出して3日寝込みました。 つらかったのは熱そのものより、治りかけの夜に請求書を作ったときです。その月の稼働時間を数えて、寝込んだ3日分がそのまま金額から消えているのを見ました。会社員だった頃、同じ3日は有給休暇で埋まっていた。埋めていたのが自分の権利だったと、失ってから知りました。 ...
業務委託で仕事を受けていると、振り込まれた金額が請求額とずれていて、「あれ、少ない」と戸惑うことがあります。差の正体はたいてい源泉徴収です。逆に、まったく引かれずに満額入ってくる契約もある。私も独立してしばらくは、なぜ引かれる相手と引かれない相手がいるのか、うまく説明できませんでした。この記事では、業務委託の源泉徴収を「引く側(発注者)」と「引かれる側(受注者)」の両面から整理します。制度や税率は変わるので、最終的な判断は必ず国税庁の情報や税理士に確認してください。 ...
会社員をやめて業務委託で働き始めると、給料の額面や税金ばかりに目が行きがちですが、実は静かに、しかし大きく変わるのが社会保険です。私も独立したとき、健康保険証をどうすればいいのか、年金はどこに払うのか、最初はまるで分かっていませんでした。この記事では、業務委託で働く人の社会保険を、会社員のときとの違いに絞って、私自身がつまずいた順番で整理します。制度や保険料は変わるので、最終的な手続きは必ず年金事務所や自治体、専門家の情報で確認してください。 ...
独立して最初に自分で作る書類が、請求書です。会社員のときは経理がやってくれていたこの一枚を、これからは自分で整える。地味な作業に見えて、ここが甘いと入金が遅れたり、取引先の経理で差し戻されたり、信頼を落としたりします。逆に、必要な項目がきちんと揃った請求書は、それだけで「この人は組んで安心だ」という印象を作ります。しかもインボイス制度が始まってから、請求書に書くべきことが増えました。この記事では、フリーランスの請求書の書き方を、必須項目と整え方の両面から分解します。税や制度の細部は改正されるため、自分の状況への当てはめは税理士や国税庁の情報で確認してください。 ...
独立して案件を受け始めると、契約書の一行目でつまずくことがあります。「準委任」なのか「請負」なのか。どちらも業務委託の一種で、見た目は似ています。でもこの二つは、仕事の完成に責任を負うかどうかという一点で、まったく別の契約です。ここを曖昧にしたまま受けると、「成果が出るまで報酬は払わない」と後から言われたり、納品後の不具合を延々と無償で直す羽目になったりする。私はSAPの領域でこの契約の線引きに何度も向き合ってきました。この記事では、準委任と請負の違いを、独立して働く側が損をしないための勘所として分解します。 ...
独立して案件を受けるようになると、必ず出てくる言葉が「準委任契約」です。契約書のタイトルは「業務委託契約書」でも、中身をよく読むと準委任だったり請負だったりする。ここを分からないままサインしていると、いざトラブルになったときに「そういう約束だったのか」と青ざめることになります。コンサルやフリーランスが結ぶ契約の多くは、実はこの準委任です。この記事は、準委任契約とは何か、請負と何が違い、実務で何に注意すべきかを、いくつもの契約書にサインしてきた立場から、できるだけ噛み砕いて書きます。 ...

独立して最初にぶつかるのは、たぶん仕事の中身ではなく「いくらで受けるか」です。見積もりの欄に金額を打ち込もうとして、手が止まる。高く出して断られるのが怖い。かといって安すぎても自分が惨めになる。結局、相手が口にした額をそのまま飲んでしまう。 ...