個人事業主が車を経費で落とすには──「全額」は通らない、私が按分の一線で詰まった話
独立して最初の確定申告で、車を「全額経費」で入れようとして手が止まりました。 平日は客先へ、週末は家族と買い物にも使っている。この1台を、どの顔で経費に入れるのか。事業のためだけの車ではないという当たり前の事実の前で、私は数字を打ち込めなくなりました。 ...
独立して最初の確定申告で、車を「全額経費」で入れようとして手が止まりました。 平日は客先へ、週末は家族と買い物にも使っている。この1台を、どの顔で経費に入れるのか。事業のためだけの車ではないという当たり前の事実の前で、私は数字を打ち込めなくなりました。 ...
独立して2年目の冬、39度の熱を出して3日寝込みました。 つらかったのは熱そのものより、治りかけの夜に請求書を作ったときです。その月の稼働時間を数えて、寝込んだ3日分がそのまま金額から消えているのを見ました。会社員だった頃、同じ3日は有給休暇で埋まっていた。埋めていたのが自分の権利だったと、失ってから知りました。 ...
独立して2年目の冬、仕事用のノートパソコンを28万円で買いました。「経費で落とせるから」と自分に言い聞かせて、少し良いものにしたのを覚えています。 ...
独立して最初の確定申告のあと、税理士さんに言われました。「浅香さん、iDeCoやってます?」 やっていませんでした。会社員のときに名前は聞いたことがあったけれど、厚生年金がなくなった自分にとって何を意味するのかを、まったく理解していなかった。 老後の話は、いつも「そのうち考える」の箱に入れて先送りしていました。 ...
独立して2年目の夏、税務署から「予定納税額の通知書」が届いて慌てた、という話をよく聞きます。確定申告はもう済ませたはずなのに、なぜまた税金の請求が来るのか。私自身も独立したての頃、この制度を正しく理解しておらず、資金繰りの読みを外しかけました。予定納税は、知っていれば怖くない、けれど知らないと必ず一度は面食らう制度です。この記事で仕組みと備え方を整理します。なお、金額や期限の最終的な基準は年によって変わることがあるので、通知書と国税庁の案内、必要なら税理士に確認してください。 ...
会社を辞めて独立すると、いつのまにか消えるものが二つあります。ひとつは退職金、もうひとつは「会社が半分払ってくれていた社会保険」です。前者を自分で作り直す仕組みが、小規模企業共済です。独立した人の節税の話で必ず名前が出てくる制度ですが、「なんとなく良さそう」で満額まで掛けて、資金繰りを苦しくしてしまう人も見てきました。この記事では、小規模企業共済が独立コンサルの節税に本当に効くのかを、メリットと注意点の両方から分解します。税制や加入条件は改正されるので、最終判断は必ず中小機構の公式情報や税理士に確認してください。 ...
会社を辞めて独立した人が、最初の夏にたいてい青ざめるのが国民健康保険の通知です。「え、こんなに払うの」——会社員時代は給与から天引きされて実感が薄かった保険料が、まとまった請求書になって届く。しかも独立初年度は、前年の会社員時代の収入をもとに計算されるので、収入が下がっているのに保険料は高い、という理不尽な時期が来ます。私も経理やお金の相談を受けるなかで、この「初年度の落とし穴」でつまずく人を何度も見てきました。この記事では、フリーランスの国民健康保険を、なぜ高いのか・どう抑えるのかを軸に分解します。保険料の計算や制度は自治体ごと・年ごとに違うので、最終的な金額は必ずお住まいの市区町村で確認してください。 ...
独立してからの資金繰りで、いちばん多くの人がつまずくのが住民税です。所得税と違って給料から自動で引かれていた分、独立するまで存在を意識しづらい。しかも「去年の所得」にかかって「今年」請求されるため、収入の波と一年ずれて襲ってきます。私は経理の実務を預かる立場で、この時差に足をすくわれる人を何度も見てきました。仕組みと備え方を、順に整理します。 ...
節税というと「経費をたくさん積む」ことだと思われがちですが、独立して実際にやってみると、効く順番があります。順番を守らずに経費だけ膨らませても、税務署に否認されるリスクが上がるだけ。私は導入PMを経て独立し、自分の申告でこの順番を試してきました。この記事では、独立後に効く節税を「やる順」で並べて、正直な効き目とともに渡します。 ...
「青色申告 やり方」で検索する人の多くは、たぶん**「結局、何をどの順番でやればいいのか」が知りたいはずです。制度の説明はどこにでもあるのに、自分の手順書として使える形にはなっていない。私はSAPの会計まわりを長くやり、いまは経理の実務も預かる立場ですが、それでも独立初年度の申告は「先に全体像を持っておけばよかった」と思いました。この記事は、青色申告を準備→記帳→提出の3ステップ**に畳んで、当事者の目線で渡します。金額や要件は制度改正で変わるので、最後は必ず国税庁と税務署の一次情報で確認してください。 ...