フリーランスのコンサルタントは何で食べているか──案件は4つの型に分かれ、単価は「代替の効かなさ」で決まる
独立してから、いちばん多く聞かれた質問はこれです。 「結局、何の仕事をしているんですか」 会社員のときは、この質問に会社名で答えられました。社名を言えば、相手が業界の輪郭を勝手に埋めてくれる。独立するとそれが使えません。「コンサルタントです」と答えると、たいてい相手の顔に「で、何を?」と書いてあります。 ...
独立してから、いちばん多く聞かれた質問はこれです。 「結局、何の仕事をしているんですか」 会社員のときは、この質問に会社名で答えられました。社名を言えば、相手が業界の輪郭を勝手に埋めてくれる。独立するとそれが使えません。「コンサルタントです」と答えると、たいてい相手の顔に「で、何を?」と書いてあります。 ...
独立して2年目、月末に入るはずの報酬が入りませんでした。担当者に連絡すると「経理に回しています」。翌月も入らない。「稟議が止まっていて」。3か月目に、ようやく振り込まれました。 ...
独立した年、私の経費は驚くほど少なかった。仕事はノートPC1台とオンライン会議で完結して、交通費もほとんど出ない。売上から引けるものが、通信費と家賃の按分と書籍代しかありませんでした。 ...
独立して最初の確定申告を終えたとき、私は3月15日に現金を用意して待っていました。銀行の窓口で納付書を握りしめて、これで終わりだ、と。 ...
独立した年の秋、保険会社から控除証明書が届きました。年間の払込額は28万円。 「28万円ぶん税金が軽くなる」と、そのときの私は本気で思っていました。実際に確定申告書へ書き写した金額は、4万円。 ...
50万円を請求しました。通帳に入っていたのは49万9,560円。 差額は440円。振込手数料です。相手の経理からは何の連絡もない。この440円をどう処理するのが正しいのか、私は独立して3年目まで、はっきり説明できませんでした。 ...
独立して2年目、税務署の窓口で「消費税課税事業者選択届出書」の用紙を手に取ったことがあります。インボイスの登録をするなら、まず課税事業者にならないといけない。そう思い込んでいたからです。 ...
独立して最初の案件で、秘密保持契約書に署名しました。A4で2枚。読んで、特におかしなところはないと思って返送した。 3年後、同じ業界の別の会社から声がかかったとき、私はその契約書を引っ張り出すことになりました。秘密情報の定義が「本契約に関連して開示された一切の情報」で、有効期間が「期間の定めなく」だったからです。 ...
3月16日、申告を出し終えた翌日に気づきました。源泉徴収された税額を、1社ぶん書き忘れている。 金額にして数万円。こちらが払いすぎている側です。しかも申告期限は昨日で終わっている。 ...
独立して数年目、ある案件で単価の据え置きを飲んだことがあります。 こちらの原価も人件費も上がっているのに、更新時の提示は前年と同じ。理由を聞いても「予算の枠がそうなので」で終わり。こちらから根拠を並べて上げてほしいと言っても、返事が来ない。 ...